活用事例
丁合機(重送検知センサー付き)2300TZR-SC
昇降機能と重送検知機能で業務効率UP
2023年02月13日
西日本新聞 エリアセンター藤崎 マネージャー 雪竹 太郎様
導入前の課題
重送しやすい紙質のチラシのセッティングや抜き取り作業に時間がかかっていた
最近は1枚1枚がくっつきやすい紙質のチラシが多くなっています。そのようなチラシは丁合作業時の重送を防ぐために、紙サバキダイヤルの目盛りを細かく調整する必要があり、作業前のセッティングにかなり時間がかかっていました。
また、重送が防げずにチラシのダブりが発生してしまった時は、チラシの抜き取り作業を私一人でやっていたので、気が遠くなるような作業にストレスを感じていました。
導入のきっかけ・決め手
入れ替え前の丁合機にはなかった機能を追加し、業務効率の改善を図る
リースの期限切れをきっかけに導入しました。業務効率を上げるために、昇降機能がついているTZR-SCを選び、オプションで重送検知センサーをつけました。
重送検知センサーは、導入前に近隣の販売店やプレッシオの営業所で、実際の動きを見せてもらえる機会がありました。検知の精度が高く、これがあれば重送しやすいチラシが多い日も効率よく作業ができると思いました。
プレッシオはいつも熱心に来てくれるので、そういった信頼感も導入の決め手です。
導入の効果
作業時間が約半分になり、作業負担が軽減
昇降機と重送検知の機能が使えるようになったことで、作業効率が上がりました。 極端な話、作業時間は以前の半分くらいに短縮されたと思います。
昇降機能がついていると腰を下ろす負担がないし、丁合できたチラシが上がってくる間に追加のチラシを補充するなど、他の作業を進めることもできて快適です。
また、重送検知センサーを使うことで、各チラシのダイヤル調整が早く楽にできるようになりました。重送を防止できるだけでなく、自分で調整したダイヤルの締め具合が適切かどうかを判断する基準にもなるので、お守りのように使える機能だと思っています。
最初は重送検知を3段につけていましたが、1年後には8段に増やしました。週末は重送しやすいチラシが増えるので、8段くらいあると便利です。
また、針(ニードル)を使わなくても重送が防止できるようになったので、チラシが破れることもなくなりました。
重送検知センサーの使用感・活用方法
重送しやすいチラシをセンサーがついている段に入れるだけでOK
重送しやすいチラシをセンサーがついている段に入れておけば良いので、初心者にも熟練者にも嬉しい機能だと思います。
最初に1回チラシを流してみて、センサーが重送を検知するようであれば、ダイヤルを少し強く締めればちょうど良い具合になります。自分の感覚だけで調整するよりも安心感があり、効率も良いです。
最初のセッティングができれば、そのあと重送エラーが起きることはほとんどないため、逐一様子を見ながらダイヤルを調整する必要もありません。
針穴がポツポツと空いているチラシだけは、ダイヤルの調整に加えて、重送防止バーで重さの負荷をかけて作業するようにしています。