活用事例

インサーター搭載型丁合機2300TZS-MRI

少人数でも安定した朝刊作業が可能に

2021年11月01日


複合型丁合機

中日新聞 大野専売店 社長 竹内 敬 様

導入前の課題

手作業による朝刊作業は人員の確保と個々の給料調整が難しい

機械を導入する前は手作業で朝刊にチラシを入れていたので、毎日7〜8人くらいの人数を集める必要がありましたが、人員の確保が非常に難しいと感じていました。
また、従業員によっても能力の差があります。人によって1時間に作業できる量が変わってきてしまうので、お給料の面でも調整が難しいという課題がありました。

導入のきっかけと決め手

省スペースで設置できて課題が解消できる機械

折込機のリースが切れていたので、折込機を新しくするなら、インサーター機能も使えるこちらの機械にしたほうが、お店の投資として良いかなと考えたことがきっかけです。

決め手は大きく2つありますが、1つは、抱えていた課題の解消が見込めると思ったからです。
中入れの作業を機械化することで、作業人員を無理なく調整できると思いましたし、一定の作業スピードが保てるようになれば、スタッフのお給料も調整しやすくなると考えました。

2つ目は、省スペースで設置できるところです。あまり大きい機械だとお店の中に入りませんが、このTZS-MRIはそこまで場所をとらないので、前向きに検討できました。

導入後の効果と現場の様子

少人数での作業が可能になった

機械を導入したことで、全体の作業が早くなりました。
以前は最低7人で行っていた朝刊作業を、今は3人くらいで対応できています。

導入当初は機械に慣れていくために人数をかけたこともありましたが、作戦を組みながらだんだん人数を減らしていき、今この状態で落ち着いています。作業がしやすいように店の中の動線も変えました。

スタッフが30〜40代と若く、全員が積極的に協力してくれたこともあり、3〜4か月くらいで慣れてきました。目標の時間までにいっきに作業をすすめたいという思いがあるので、機械と手入れを同時並行して作業していますね。

また、最近新聞の店着が早くなったため、時差出勤を取り入れています。副業で働く人が多い中、いっせいに作業する人数が減らせるところも、メリットに感じています。

導入時に意識していたこと

前向きな姿勢で労働環境を改善していく

経営者として、設備投資の金額に見合った成果を出さなければならないので、現場のモチベーションを上げることは意識していました。

せっかく機械を導入しても、スタッフのモチベーションが下がってしまうと、機械が有効に使えず、生産性は上がりません。この機械が“全員の作業を楽にできるいいもの”だということを伝えるなど、導入時は機械を前向きに使ってもらえるような働きかけが必要だと考えていました。

また、だれかひとりが機械を使うのではなく、店として3〜5人くらいは機械を使える状態が良いと考えています。そのため、機械のオペレーションもスタッフ内で積極的に実施するようにしています。 製品紹介ページはこちら